【Apex Legends】ゲーム内感度は小数第2位まで反映される。小数第2位以降まで調整する方法【PC設定】
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APEXの感度に関する仕様

小数第2位の数字は四捨五入される

APEXの感度に関する仕様として、小数第2位まで入力は出来るが「0.54」のように入力しても、ゲームを再起動すると小数第2位の数字は四捨五入され、整数部+小数部一桁の「0.5」のような表示になるというものがあります。

しかし、このとき小数第2位の数値が四捨五入されているのはAPEXのゲーム内の表示だけであり、実際には小数第2位までの感度がしっかりと反映されています。

四捨五入されているのは表示だけ

0.5と0.54の違い

  • 「2750dpi」で、ゲーム内感度「0.5」「0.54」で定規に沿って15cmマウスを動かす。
  • 設定を「0.54」に変更した後、ゲームを再起動し、その状態のまま計測を行った後、ゲーム内感度を「0.5」に変更し計測する。

という条件で、「0.5」と「0.54」の違いを検証してみました。

  • 「0.5」の場合の振り向き:15.11cm
  • 「0.54」の場合の振り向き:13.99cm 

計算によると、以上の振り向きになるはずなので、目で見てわかる程度の差は出るはずです。

下記の動画を見ていただければわかる通り、どちらの画面でもゲーム内の感度の表示は「0.5」になっていますが、明確な差異があります。

「0.5」の場合は「ギリギリ180度に足りないぐらい」であり、「0.54」の場合は「180度と少し」という結果からも計算で求めた振り向きとも合致しているように思えます。

定規がずれたりなどの要因で誤差が生じる可能性があるため、十回以上同条件で計測しましたが、同じ結果になりました。

以上の結果からゲームを再起動した後も、小数第2位までの変更が適用されていることが分かると思います。

APEXの設定ファイル

小数第2位の数字が四捨五入されているのは"APEX内の表示"だけだということは、APEXの設定ファイルを見ても確認することが出来ます。

APEXの設定ファイルは『C:\Users\[ユーザー名]\Saved Games\Respawn\Apex\local』にある「settings.cfg」というファイルです。

このファイルには「キーバインド」から「アカウントの名前」まで、様々なAPEXの設定が保存されていますが、同じように感度の設定もこのファイル内に保存されています。

上記の画像を見れば、設定ファイル上では四捨五入などは行われず、小数第2位まで「入力した数値」がそのまま保存されていることが分かるかと思います。

小数第2位までの調整が出来る

これにより、高DPIでプレイしている人も細かな感度の調整が出来るようになります。

例えば、「2000dpiでプレイしている人が20cmでプレイしたい場合」

  • 小数第1位までしか設定できない場合:「2000dpi」で「ゲーム内感度0.5」の「20.78cm」
  • 小数第2位まで設定できる場合:「2000dpi」で「ゲーム内感度0.52」の「19.98cm」

が「20cm」に一番近い設定になります。

つまり、小数第2位まで設定できるようになることで「0.78cn」から「0.02cm」までギャップを減らすことが出来たということです。

「0.78cm」の違いはプレイしていても違和感を感じるレベルですが、「0.02cm」はほとんど誤差のようなもので、プレイしていても分からないレベルの違いでしかありません。

そのため、小数第2位までの調整が出来れば、高DPIのプレイヤーにとっても「満足のいくレベルまで細かく調整が出来るようになる」と言えると思います。

実際に、高DPIでプレイしている有名ストリーマー「iiTzTimmy」は小数第2位まで細かくエイム感度を調整しています。

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設定ファイルに変更を加えて、感度を更に細かく調整する

ゲームの設定を変更する際には「ゲーム内で設定を変更する→新しい設定がファイルに保存される」という手順が踏まれており、同じように、ゲームを起動した際には「ゲームを起動する→ファイルに保存された設定を読み込む」という操作が行われています。

つまり、APEXの設定は"設定ファイル内の数値"に準拠しているということです。そのため、"設定ファイル内の数値"を書き換えれば、次にゲームを起動した際にはAPEX内の表示も"設定ファイル内の数値"に変わっています。

そのため、"APEXのゲーム内で入力できる感度の限界"は小数第2位までですが、設定ファイルを書き換えることで小数第3位以降の数値も設定することができます。

小数第3位以降の数値を入力した後に「APEX」を起動してもエラーが起きたり、設定が強制的に書き換えられたりはしない

感度が適用されるのは小数第6位まで?

しかし、書き換えることは出来ても、その感度が適用されているかは分かりません。

しかも、小数第3位以降となると定規で測って分かるほどの差もないので、実測で明確な根拠を示すことも出来ません。

ですが、仮説として「感度が適用されるのは小数第6位まで」なのではないかと思います。そう思う理由としては、ゲーム内で感度の設定をリセットした際、設定ファイルの数値が「0.200000」になるということです。

こうしたとき、
こうなる。

これは、APEX側でのデフォルトの設定が「0.200000」になっているということであり「感度が適用されるのは小数第6位まで」だと考えられる十分な根拠になるのではないかと思います。

細かい仕様

"腰うち時の感度"は0.20~20.0の範囲でしか設定できない。

  • 0.2より低い感度にした場合:0.2より低い感度にする→ゲームを起動→ゲームを起動したタイミングで「0.200000」に強制的に書き換えられる。
  • 20.0より高い感度にした場合:20.0より高い感度にする→ゲームを起動→ゲームを起動したタイミングで「20.000000」に強制的に書き換えられる。

"ADS時の感度"は0.20~10.0の範囲でしか設定できない。

  • 0.2より低い感度にした場合:0.2より低い感度にする→ゲームを起動→ゲームを起動したタイミングで「0.200000」に強制的に書き換えられる。
  • 10.0より高い感度にした場合:10.0より高い感度にする→ゲームを起動→ゲームを起動したタイミングで「10.000000」に強制的に書き換えられる。

小数第7位以降も入力は可能

小数第7位以降の数値を入力した後に「APEX」を起動してもエラーが起きたり、設定が強制的に書き換えられたりはしない。適用されているかは不明。

最後に

設定ファイルの書き換えは「R6S」などのゲームのプロゲーマーの間ではよく行われていますが、公式な手順とは言えず、一歩間違えればゲームにエラーが起きたりなどの危険性もあります。

そもそも、設定ファイルを弄らなくても、多くのプレイヤーにとっては小数第2位までの調整で十分なはずであり、もしそうでないなら変えるべきなのはDPIの方かもしれません。

とはいえ、"ゲーム内では小数第1位までの表示しかされない"という状況では、ゲーム内の表示上は「0.5」になっていても実際には「0.54」になっているなんて可能性もありますので、一度、設定ファイルを確認してみるといいかもしれません。

ファイルの書き換えによって、何らかの不利益を被ったとしても一切の責任は負いませんので自己責任でお願いします。

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